人間ドックから食生活の改善、そして16時間断食へ

健康

きっかけは2021年の人間ドックの結果でした。

体重、中性脂肪、γ-GTP、もろもろの値が軒並み悪い方向に。

そりゃそうでしょう、好き勝手に飲み食いしてたんだから。

加えて、年齢も高くなり、代謝も悪くなってるから、多少運動してても消費できないということ。

てなわけで、食生活の改善活動をスタート。

1カ月の禁酒からの節酒

まずは肝機能悪化、γ-GTP急上昇の対策。方法は簡単、禁酒、当面の間。

毎晩飲んでいましたからね、缶ビールに焼酎に。。

コロナで在宅勤務が続いていたので、家飲みの量がかなり増えてました。

で、禁酒、頑張りました、1カ月。ノンアルで誤魔化しながら。

でも、我慢した甲斐あって、夜はよく眠れるようになり、朝もすっきり。効果を実感。

そして、体重が62kgから60kgへ。飲みながらダラダラ食べることが無くなったからでしょう、多分。

一か月後、少しずつ飲み始めましたが、せいぜい週に2,3日。それも缶ビール350ml を1本か2本。1年以上たった今でもそのペースは変わらず。すっかり酒量は減りました。

挑戦、16時間断食

さて、60kgまで落ちた体重ですがその後はなかなか減りません。

感覚的には57~58kgが最適と思っていたので、まだちょっと重いなと。

やはり、代謝が悪くなったせいだろうかと、いろいろ調べていた時に出会ったのが、かの有名な

「空腹こそ最強のクスリ」(青木厚先生 著)という本。

速攻、読みました。

(結論)そうか、まだ食べ過ぎなんだ 

ということで、本書が提案している16時間断食をやってみることに。

我が家の場合、夕食は20時から21時の間。なのでそこから16時間は食べない。つまり翌日の朝食を抜いて、昼食を13時頃にすれば16時間断食達成。

断食中は水やブラックコーヒーで凌ぎ、どうしてもきついときは「素焼きのナッツ」。(断食じゃないじゃん、というツッコミはご遠慮願います。本書でも許しているので。)

これを続けること2カ月、あらま素敵、体重は57kgに。

16時間断食は今も続けていて、体重は57kg台をキープ。やはりこれが最適体重。

16時間断食の効用は主に、

(1)単純に、摂取カロリーが減る

(2)胃腸などの消化器系が休養でき、内臓の働きが良くなる。腸内環境改善。

(3)オートファジーが働きだす

*オートファジー:細胞内の古くなったたんぱく質が除去され、新しいものに作り替えられる。老化防止。

私の場合、(1)に関しては今回見事減量に成功、(2)については内臓の働きが良くなり、健康的な便が出るように。(3)のオートファジーの効果は今後実感できることを楽しみに、16時間断食続けていこうと思います。

さて、1年後の人間ドックの結果は?

今まで生きてきた中で、間違いなくいちばん大きな食生活の改善を行った1年。

はてさて、そして2022年10月、1年後の結果はというと、

体重   62 kg  → 57 kg

中性脂肪 151mg/dL  → 83mg/dL

γ-GTP 137 U/L → 48 U/L

いやー、よくなりました。成果がでました。

確かに体の調子もよく、ランニングも疲労の度合いが軽くなりました。よかった、よかった。

まとめ

人間ドックをきっかけにして、16時間断食を中心に、1年間の食生活の改善に取り組みましたが、本当にやってよかったと思います。

ちゃんとやれば、しっかり結果に出てくる。実感しました。

今回は書きませんでしたが、実際は食事の内容も少し見直しています。その話はまた次の機会に。

なお、もし16時間断食をやってみよう思った人、まず今回紹介した書籍を読んでからやることをお勧めします。

空腹がなぜいいかとか、わかりやすく説明してくれているので、納得して取り組めます。また、注意した方がいいことも書いてありますからね。

とにかく少しでも健康な状態で歳をとって行きたい、健康寿命を延ばしたい、そんな取り組みを今後もしていきます。

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